春の空気2
去年東京から仙台に居を移して、初めて仙台の冬と春を経験しました。 東京都比べると気温は2~5度程度低く、3月の下旬になってもまだ10度以下の日がかなりあり、なかなか春らしい日が来ない、というのが実感です。 それとこちらは冬の間中風が強く、看板が何度か倒れてしまいなかなか気をつかいます。 それでも昨日などは気温も17度まで上がり春らしい日でした。 以前の記事で春の空気についての実感を書きました。それからひと月たち、身体の内から表面に発散する気の流れはさらに強くなりました。身体からの気の発散がスムーズになると、身体の表面からの間合いがどんどん遠ざかり、遠い距離に焦点を合わせた方が気の流れが強くなります。かつ気の流れは意識に追随しやすくなる傾向があり、ちょっと意識の焦点を動かしただけで、気が動く感覚が強く感じられるようになるのです。 誰でも春になれば、身体が軽くなり、身を寒さから守らず、風にあたっても縮こまらず、からだを周りの空気に任せることができるようになります。 整体における気の反応を言葉で説明する時はいまだに困ることが多いのですが、この春の身体の