このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​(身体間の共鳴を利用した整体ブログ)

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『呼吸をふわっと整える』考察NO5片山洋次郎著

前回の投稿から間が空いてしまいました。 本著作のメインテーマである、呼吸の間についてです。 内容は片山さんの本を読んでください(笑) 一言で言ってしまえば、背表紙に書いてある 「"間"はあらゆるところに顔を出す。<呼><吸>のあいだ、人と人の間、動きと動きのあいだで、目に見えない働きを含む能動的"無"="間"が、あるときは集中を高め、あるときはリラックスに向かう、次への動きの"触媒"になる」 この言葉と 「整体では<呼>と<吸>のあいだの、<吸>の直前に、無心にふわっと触れた時、"間"が立ち上がり、身体が自ら動いて、身体のバランスがリセットされます。」以上引用 この言葉で全てのような気がします。 「間」は意識と意識の「あいだ」にあるので意識することはできない。意識しようとすると逃げていく。しかしそこは何もない「無」ではなく何か新しいものを生む「無」である。テクニック的には、目標(ここでは呼吸)を固定したら、あとは無心にふわっと待つのが極意である。 無心の「間」を日常生活で引き出すためにも、頑張る=目標を固定する~無心の「間」を引き出すリラックスした時間を作る。この両方もつことが大切だ。 自分の言葉でまとめればこんなかんじです。 弛むばかりがどうしても強調されがちですが、頑張る=集中との両輪ではじめて何かを生み出せるのでしょう。 私も片山さんと同じ共鳴を利用した整体をする身として、自分自身の呼吸を観察してみました。 私の場合は前に書いたように、視覚と、触覚は受け手の方の身体が変わったかどうかの確認のためにしか使っていません。 私も呼吸を観ているのですが、それは相手の呼吸の動きとい

『呼吸をふわっと整える』片山洋次郎著 考NO4

NO3で片山氏の間合いの取り方について、紹介してきましたが、前にも書いた通り私の今の整体方法では「間合い」はON.OFF、反応があるか、ないかで、反応が強ければ強いほど、施術する側としてはありがたい、と思っています。 「間合いが詰まる」という表現で片山さんがどのような状態を指しているのかは、直接聞いてみないとわかりません。 たぶんですが、一つの例として、こめかみに詰まるようなこわばりがあり、そこに意識を向けることにより、そのこわばり感がより強くなり、ゆるんでこない、というような状態を指しているのかな、と思います。 このような場合片山さんなら、触れている手をこめかみから遠ざける、手の力を抜くことにより間合いを少し外す、身体の向きをずらす、という手法を取るでしょう。 私であれば、一つは片山さんと同じベクトルのような気もしますが、間合いが詰まるということはそこにエネルギーが集まりすぎている、ということなのでこめかみ方向側と反対側に意識の方向を向けるために矢印をイメージする。そしてその矢印をこめかみに張り付けて外に向ける、という方法が一つ。 もう一つはより反応が強くなるように指の角度を決める。向かい合うように角度を取るので180度かもしれません。強くなったエネルギーは、筋肉にも影響を与え、身体が反射で動き出します。特に骨盤にこわばりがある場合は顕著ですが、良い位置に動こうとして吸う息で力が入り、骨盤周りの筋肉が自然に動きます。その時にその動きをブロックしている対になっている部分が現れます。それは痛みとしての場合もあります。ここで露になった二つのポイントを同時に触るというのが「陰陽を同時

『呼吸をふわっと整える』片山洋次郎著考NO3

引き続き本書についての雑感です。 まだ本題に入らず「間合い」についてです。 第3章 人と人のあいだの呼吸 では片山氏自身の整体の施術での間合いの取り方を詳しく述べています。 --間合いの調整-お互いの気が共鳴する間合いを調整する-- ①正座している相手の後ろに少し離れて座り両手を受け手の方に向ける。 ②施術者の緊張を解きながら相手の呼吸をぼーっと眺める。 相手の背骨の敏感なところが動き出す。 それに施術者は共鳴して自身の内側でも感応が起き、首や背中が温かくなったり、手の平にじーんという振動を感じたりする。 施術者も受け手も基本的には同時に反応し、反応を感じるが感じ方にずれがある場合もある。 人と人の共鳴が起こった時の例として「あくび・微笑・笑い」が取り上げられています。 --------------------------------------------------------------- 間合いが合い共鳴が起こった後の調整について次のように述べています。 お互いの反応が強くなり、間合いが詰まり、引き込まれ、動きが停滞する この時手にも自然と力が入ってしまう。 この停滞したエネルギーを動かすために、間合いをちょっと外す、角度をかえる 手の力も抜く。 ----------------------------------------------------------------- このような整体での間合いの取り方を踏まえて、日常の人と人の付き合いの中で起こる「傷つきやすいデリケートな今の人間関係」での間合いの取り方の指南、コツをいろいろな場面に応じて述べています。 向かい合