このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​(身体間の共鳴を利用した整体ブログ)

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エア気功

自己の身体意識を皮膚の外側に広げた時に起こる身体の反応を感じるエクササイズとしてエア気功はなかなかわかりやすいものです。 イメージの身体で自分の両腕を前に伸ばしてください。 その手を横に広げたり、両手を近づけたりしてみてください。 手がある位置に来た時に自分の体、特に目から耳辺りにかけてスーッとする感じやそのあたりが動こうとする感じがしやすいです。 両手を横だけでなく上にあげたり、地面に向けたりと色々試してみてください。 それぞれ違う反応が起こるのを感じられるはずです。 実際に同じ動きを体を動かしてするよりも体の内側の反応を強く感じられるのでお勧めです。

自己意識が身体からはみ出す日常の例

「身体の境界線が皮膚の外に広がっている」と日常生活で意識する人はほとんどいないと思います。 しかし私たちは無意識の内にこの自己意識が身体からはみ出す経験をしています。 一番わかりやすい例は綺麗な風景を見て感動して寒気がするときです。この寒気の感覚は整体において身体の境界線を外に広げた時に起こる反応とそっくりなのです。 「感動する」こと自体が自己の枠を広げ他のものに開かれる、のではないでしょうか。 もう一つ例として高いところから下を覗きゾゾっとする時です。 この下を覗き込んだ時は足元がゾワゾワすると思いますが、これは下を見て意識が下に引っ張られたために腰から下の方の身体の枠が外に広がったためです。 「感動した時」は全身に悪寒が走る場合もありますが特に首から上に顕著に現れます。 このように日常でも自然に自己意識が身体からはみ出した時の感覚を人は味わっています。

気=体の勢いが肉体を動かす

気=体の勢いが肉体を動かすことを実感するためには先に挙げた太極拳も良い練習になると思います。 整体の祖である野口晴哉氏の活元運動も動きに身を任せるという意味で大変良いと思います。活元運動というのは簡単に言うと体をコントロールする意識を捨てて動きに身を任せるという野口整体の健康法です。ただ活元運動の場合かなり激しく動くのでやれる場所が限定されてしまい、動きの惰性、勢いで体を痛める場合もあるのでかなりハードな面があります。そのためか片山洋次郎氏のワークショップでは活元運動は行われていません。 より気的な感覚に身を任せるという意味では気功でやるスワイショウは大変良いのではないかと思います。 立位で足を肩幅くらいに開き、両腕を肩の高さまで前方向に持ち上げ力を抜いて前後に振る、というものです。最初は自分の力で手を振るのですが振り下ろす勢いに任せて何分か動いていると、自分が腕を動かしているのでなく勢いが腕を自動的に動かすような感覚になってきます。5分から10分動きに身を任せてみてください。気が肉体を動かす感覚になればOKです。

身体の外側を意識する

「身体の外側を意識する」というのは要するに自分の身体の境界線が皮膚にあるのではなく外に広がっているとイメージすることです。 気の空間に包まれている(気の海に浮かんでいるような感覚)とイメージするのも良いと思います。 この場合は気の海に包まれて身体をリラックスさせてください。体の力を抜き気の海に身を任せていると自然に体がゆらゆらと動いてくるかもしれません。そのときはその動きを止めないでください。 太極拳のフワッとした動きはまさに気が体を動かしているという感覚を利用したものです。 この(気=体の勢い)が肉体を動かすという感覚がつかめると、痛みや違和感を含めた身体の内側の響きに身をまかせた時、身体のエネルギーは自分の行きたい方に動いていき自分でバランスを取ろうとします。 注 片山洋次郎氏が言う体を外側からみるというのは、「他人にどうみられているか」という自分を外側からの目線で見たり、身体を外側からコントロールする意識、という意味で述べています。

片山洋次郎氏の愉気法の要点

片山洋次郎氏の愉気法の要点です。 1敏感なポイント(ツボ)に触る 2触っている手ではなく触られている方の体の内側の感覚に意識を向ける 3手の力を抜く(フワッと触れる) 基本はこれだけです。 このやり方ですぐに気的な反応が強く感じられる人は1.2割くらいしかいないかもしれません。 2に関しての補足として内側から外側を見るような意識、触れられている身体の側から 手に向かって触れているように意識する。という記述もあります。 身体の内側に意識を向けるだけであれば誰でもできるでしょう。ただ普段自分が痛みなど気になるところを感じるのと同じようにポイントを意識してもおそらく変化はありません。 この内側から外側を見るような意識というのがキモで、これができない限り気の反応は感じられないし、感じてもなくとなく感じるかな、という程度で終始します。 ホームページでいくつか気の体感のエクササイズを書きましたが、この「内側から外側を見る」というのは敏感なポイントを起点としてそこから矢印をイメージして外側に向けることと同じです。 ポイントを意識しながら、身体ではなく身体の外側10センチくらいを意識するという風にやってみるのも一つの手です。 気の身体というのがあるのかないのかは今は不問にしますが、オーラ、気は人の身体を取り巻く大気圏のようにあるのだといわれます。 私にはオーラ、気は見えません。 しかし普段の意識から身体の外側を意識すると思っただけで身体の内側では即座にエネルギーの動きがはじまり、皮膚の表面はシップを張ったようにスーッとした感じになります。 そしてこのエネルギー、感覚が身体を動かしているかのよう

身体の内側の響き

身体の内側の響きとは特別なものではありません。 高いところから下を覗き見てゾゾっとする感じ 何かを待ちわびてソワソワする感じ 歩きすぎて足が重い 50肩で腕を上げると痛みが走る すべて日々の生活の中で普通に感じる感覚そのものです。 そこで起こる感覚が強ければ強いほどその感覚に人は釘付けになります。 もしくは対処できないので距離を置くというくらいしか手立てがないのです。 身体にべたっと張り付いた意識を外に広げたり上に向けたりと動かすことができると、痛みや違和感という体の勢いが向かいたい方向を知ることができます。 また身体と意識の連動が強くなっていけば、普段の生活ではほとんど感じることのできない、身体全体にエネルギーが充満しつつ発散するような身体感覚を感じることができます。 このブログでは自分自身に整体をするやり方を通して、自身の痛みを緩和し、またより「気持ちの良いからだ」を経験する手助けとなればと思っています。

初めまして

このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法について、そして私がそこから得た知見に基づいた「自分でできる整体」について書いていきたいと思っています。 片山洋次郎氏に7年間直接ワークショップで学びその整体法を元に13年間東京・武蔵野市にて多数の方に施術をしてきました。 本当はもっと前にホームページ、ブログにて記事を公開したいと思っていたのですが、正確に伝えようとすればするほど煮詰まりそのまま放置していました。 しかし縁あって仙台にて開業するのを機にブログを始めました。 本を読んだだけでは理解することが難しい片山氏の愉気法についてヒントのほしい方には特に有益な情報を提供できると思います。 それではよろしくお願いします。