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otua87
身体の外側を意識する
更新日:2019年9月22日
「身体の外側を意識する」というのは要するに自分の身体の境界線が皮膚にあるのではなく外に広がっているとイメージすることです。
気の空間に包まれている(気の海に浮かんでいるような感覚)とイメージするのも良いと思います。
この場合は気の海に包まれて身体をリラックスさせてください。体の力を抜き気の海に身を任せていると自然に体がゆらゆらと動いてくるかもしれません。そのときはその動きを止めないでください。
太極拳のフワッとした動きはまさに気が体を動かしているという感覚を利用したものです。
この(気=体の勢い)が肉体を動かすという感覚がつかめると、痛みや違和感を含めた身体の内側の響きに身をまかせた時、身体のエネルギーは自分の行きたい方に動いていき自分でバランスを取ろうとします。
注 片山洋次郎氏が言う体を外側からみるというのは、「他人にどうみられているか」という自分を外側からの目線で見たり、身体を外側からコントロールする意識、という意味で述べています。
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