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​仙台で肩こり首痛でお悩みの方に

​肩こり・首痛の原因との施術方法

首がこる

首の付け根が痛い

ある方向に向くと首に痛みが走る

両肩甲骨の間の背中が張る

肩の上がこる、首をかしげると引っ掛かる

​肩を回すと違和感がある、ごりごり音が鳴る

首・肩のこりで頭痛がする

四十肩・五十肩で腕が上がらない

腱鞘炎で指を曲げると痛い

​手が痺れる

 

このような症状でお困りではありませんか。

肩こり・首こり・首が痛い方の身体がどのようになっているか、当整体院での筋肉と気の流れの両方からみた捉え方と、具体的にどのように施術を行っているのかご説明します。

​肩こり

慢性的な肩こりの方はマッサージ好きの方が多いようです。

しかし、いくら通ってもすぐにまた肩が凝りはじめるので、ずっと通い続けている方も大勢います。肩が凝っているからと言って、肩だけもんでも一時しのぎにしかならず、筋肉は刺激に鈍感になりより強い刺激を求めるようになってしまいます。

肩こりの本当の原因になっている全身のバランスの崩れを正確に見極めて施術すれば、そっと触れる程度の圧で体はバランスを取り戻し、肩こりは改善に向かいます。

肩こりの一番の原因になるのは身体の左右のバランスの崩れです。

体は基本的に頭蓋骨・肩甲骨・骨盤が相互に影響しあいながら動いています。

骨盤の歪みが肩甲骨に与えることもあれば、頭蓋骨の緊張が肩にくる場合もあるのです。

肩の上が凝る、首をかしげる(横に倒す)と痛い肩こり・首痛

首を横に倒す筋肉で肩甲骨に付着しているのは肩甲挙筋と僧帽筋です。斜角筋という筋肉も首を横に倒す時に重要な筋肉ですが、肩甲骨に付着していないので肩こりというより首の不調として感じます。

肩甲挙筋は肩こりの原因の一番の筋肉ですが、この筋肉が張りが強くなると、耳の下あたりまでも圧迫感、詰まった感じが起こります。実はこの筋肉は頸椎1番の横突起にもつながっていて、この位置がちょうど下顎と耳の間辺りに位置します。耳の詰まる感じ、違和感が、この肩甲挙筋の張りが原因というケースもかなり見られます。

この筋肉は心理的なストレスの影響を非常に受けやすい筋肉です。悩んだり、いやなことがあった時こめかみ部の筋肉が縮みます。

また歯を食いしばるときも同じ側頭筋という筋肉が縮みます。

このこめかみ(側頭筋)~顎関節~肩甲挙筋という体の側面の筋肉はストレスを受けると、一つながりのように連動してこわばるのです。

 

​ご自身でケアする場合は肩の一番こる場所を軽く触り、同じ側の耳を人差し指と中指でVの字で挟むと、ちょうど人差し指の付け根が頸椎1番の横突起辺りに当たります。この部分を温めてあげる意識で感じてください。またはVの字で挟んだ状態で上下に動かしてさするのも効果があります。肩と耳~側頭部がすーっとしてきたら成功です。

上でご説明したパターンは、側頭骨周りの筋肉の緊張が肩甲骨に波及するパターンです。

この場合、肩より上に原因の緊張があるので肩は上に引っ張られて持ち上がります。

これとは別に骨盤(腸骨)の前後の動きの異常からも肩こりになる場合があります。

腸骨の前後の動きに一番関係が深い筋肉は腸骨筋という腸骨の腹側に付着した筋肉です。

この筋肉は立位で体を支える重要な筋肉で、歩くときに足を踏み出す筋肉でもあります。

この筋肉が強ければ、腸骨は前屈し、弱ければ後屈します。

この腸骨の動きと連動して、後屈した腸骨の側の背中の筋肉は突っ張った状態(過伸展)になります。これは常にストレッチをしているのと同じ状態です。ストレッチしたままの状態では、筋肉はそれ以上力を入れて収縮することができません。

腸骨から背中には脊柱起立筋という大きな筋肉が流れています。この筋肉群は最終的に肩の上あたりまで届いていて、肩こりとして感じるのです。

フードなどをかぶって前かがみで自転車を漕ぐと、伸縮性のないパーカー生地に筋肉が引っ掛かり、思いのほか首・肩がこる経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。

このように筋肉がストレッチ状態にあるのは一般に思われている以上に、身体の負担になります。

腸骨の前後バランスを取れば、背中側の突っ張った状態が改善され、肩こりは解消します。

​僧帽筋が張っている場合は、痛みというよりも重い感じと、張りを感じている側と反対に首を傾けると引き延ばされて突っ張る感じがするのが特徴です。

この僧帽筋は骨盤の開閉の動きと連動しています。一般的に骨盤は右が開きやすく、左が縮んで可動性が悪い傾向化があります。この動きと連動して後頭骨についている僧帽筋もゆるんだり、締まったりしています。僧帽筋が張るときは、必ず骨盤の左右の開きの差が大きくなっている時です。

​肩の凝っている場所ではなく、骨盤の開閉のバランスと後頭部を同時に捉えてあげれば、肩こりは改善に向かいます。

またこの僧帽筋は肩が上がるような腕の使い方をした場合も、凝りやすい筋肉です。

とくにデスクワークでキーボード、マウスを使う時に肘を閉めずに開いている人は要注意です。

このような場合は三角筋などの腕の筋肉、肘、手首も硬くなっていますので合わせて緩めていきます。

自律神経の変動に影響を受けやすい体質の方の場合は、内臓の働きの影響で肩こりになる場合があります。

特に女性は全般的に男性より体の内側の変化に敏感なので、自律神経の変動の影響を受けやすい傾向にあります。

肝臓は右、胃は左、脾臓は胃の裏がわの左、心臓は少し左寄りと内臓は左右に偏りがあります。肝臓が疲れると右肩が張り、胃の場合は左肩が張ります。脾臓の場合は肩よりも左の腰~脚に影響が出る傾向があります。

この場合は各臓器の影響が背中の張りに直接現れます。肩こりと共に背中の方にまで違和感がある場合は、肩付近まで繋がっている脊柱起立筋が硬直している証拠です。

肩のこりの部分と合わせて背中の緊張部分を同時に触ってあげることで自然にバランスが整い肩こりが改善されます。

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肩先が重い・肩をぐるぐる回したくなる​

肩先が重くなったり、肩をグルグルまわしたくなるタイプの肩こりは、骨盤の前屈傾向の強い人が疲れた時になりやすいものです。

骨盤のそりが強い人は、いわゆる胸の張ったスポーツマンタイプの体系の人です。普段の調子のよい時は肩が開いて良い姿勢なのですが、疲れてくると普段から動きの焦点になる上胸部に疲労が偏ってしまい、肩甲骨の間がこわばり、肩が前に行って肩先に疲労がたまります。

肩先から、腕の付け根の三角筋と棘上筋が硬くなるので肩を回したくなるのです。

​あまりにひどくなると腕を上に上げられなくなることもあります。

上胸部と三角筋・棘上筋の緊張部分を取るとともに仙椎と腰椎5番の間の弾力をつければ、肩こりは解消されます。

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩は基本的に体の老化に伴い、骨盤、肩甲骨、頭蓋骨が硬くなるために起こります。体の組み換えの経過で骨盤、肩甲骨、頭蓋骨の左右差が大きくなり症状として現れます。組み換えの経過が終われば自然に痛みは数か月で終わるのが普通です。基本的には骨盤が硬くなり、腸骨筋の力が無くなり腸骨が後屈する~下部肋骨がそれに伴い下に引っ張られる~その影響が肩~頭蓋骨へと及ぶ、という変動に伴い四十肩・五十肩へと至ります。

整体ではこの体の組み換えの経過をスムーズにするため肩~肘の捻じれ・硬直を丹念に取りつつ、同時に骨盤、肩甲骨、頭蓋骨の左右差を整えていきます。

肩が上がらない場合は主に三角筋や棘上筋が硬くなり、後ろに回らない場合は棘下筋や上腕筋群に硬直が見られます。

 

四十肩・五十肩の進行している途中では、経過を早めることはできますが、スパッと痛みが1度で治ることはほとんどの場合ありません。ある筋肉が弛んだら、別の場所に痛みが出るようになり、またそこをゆるめたら他の場所に痛みが移る、というような経過をたどり少しずつ緩和していく場合が多いです。

ただ、1~2年も痛いような場合は体の組み換えにブレーキをかけている場所が骨盤・肩甲骨・頭蓋骨に必ずあるので、それを整えていきます。

上肢のしびれ・腱鞘炎・指を曲げると痛い

上肢のしびれや腱鞘炎は手首~肘~肩甲骨~首の間で、捻じれが一番大きなところに現れます。捻じれが最大の部分の陰陽のバランスを取り、加えて末端の捻じれの原因が体幹部からきている場合は、体幹部の歪みを整えます。​

例えば右親指を曲げて痛い場合は、必ず背中側の正中線右寄り、もしくは腹側の正中線左寄りにこわばったポイントがあります。特に頸椎7番・胸椎1番右辺りにはっきりと表れます。この原因となる体幹部の歪みが解消されなければ、また指の症状は戻ってしまいますので両方合わせてバランスを整えていきます。​​

首の痛み・首こり

​首の痛み・首こり(首と背中のつなぎ目)

骨盤が後屈して前かがみの所に、無理に首を上げている姿勢になると頸椎7-胸椎1番辺りの首の胴体のつなぎ目が詰まり、負担がかかります。

​このような状態だと上を向いたときに特に首と胴体のつなぎ目の辺りに痛みが走ります。

骨盤が後屈するのは腹側の力が抜けているためです。内臓に問題があったり、外科的な手術で腹部の筋肉の機能が弱っている場合は経過に時間がかかりやすいのですが、骨盤~腰椎の高さの腹側と背中側の力のバランスを整えることにより姿勢も良い状態になっていきます。

また、心理的に言えば骨盤が後屈している時は既に体は疲れ、やる気がない時になる姿勢です。

やる気がないのに背中を丸めて首だけ持ち上げて何かに無理に集中している状態を想像していただくとわかりやすいでしょう。

また、「腰が引ける」というように意識下では怖がっているのに無理にやっている時も同じ首コリや、痛みが出やすいです。

 

頸椎7番と胸椎1番という首と胴体のつなぎ目が硬くなると、同一平面上の鎖骨付近のバランスも崩れています。ここの部分で左右差が大きくなり捻じれると喉の奥に違和感や炎症、詰まりを起こしやすくなりセキが出やすくなるので、背中側だけでなく前側の鎖骨や肋骨の弾力も合わせて調整します。

この頸椎7・胸椎1番の捻じれは手~腕にもはっきり表れます。ここが右に捻じれていれば、右親指の手のひら側が硬くなり、同時に左親指の甲側も硬くなります。この首の捻じれの影響で腱鞘炎が起こる場合もあるし、反対に指・腕の酷使が首に影響が出る場合もあります。

首痛(後頭部と首の間あたりが詰まる)

何かに集中する時、キュッと顎を引きますが、連動して後頭部も引き締まっています。

口を開けてポカンとする時、自然に首を曲げ上を向きます。

このように後頭部と首の間の動き、弾力が意識の覚醒度、集中度と深く関係があります。

睡眠不足や長時間動かずに集中する作業(パソコンを使ったデスクワークなど)で疲れがたまる、また目が疲れると、この後頭部と首の間の弾力がなくなり、後頭部から首を繋ぐ筋肉群(僧帽筋、頭半棘筋など)にこりや痛みが出ます。​​​​​

この首と後頭部の間が緊張すると、腰椎5番仙椎の間が連動して必ず硬くなるので、両方のポイントを同時に触ることでバランスをとることができます。

またこのタイプの首の痛みやこりは眉間、目頭に緊張が強く、自律神経の中枢である視床下部の働きが低下します。この部分の緊張も合わせて取り、自律神経の働きを高めることが調整の要になります。

首痛(首をねじった時に痛む)

首を捩じった時に痛む場合は頭板状筋もしくは頚板状筋という筋肉が硬直しています。

​頭板状筋の場合は首の真ん中から付け根辺り、頚板状筋の場合はもう少し下側の肩甲骨の間くらいに痛みが出ます。

腕の筋肉の疲労の左右差が大きいだけでなく、頭蓋骨、骨盤も左右差が大きくなっている場合がほとんどです。​

​痛みが出ている所だけではなく、全体のバランスを取ることでスムーズに痛みが改善に向かいます。​

板状筋.png
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