otua872020年1月29日睡眠時の気の流れ(野口整体の上下体癖と合わせて考察)片山洋次郎氏の「気ウォッチング」(単行本)「整体、共鳴から始まる」(文庫版)に睡眠に入るときの気の流れの特徴が書かれています。 睡眠に入る場合、緊張をゆるめて発散することが必要である。 目が覚めている時は、背中から頭頂、頭部から胸・腹へという流れが強い(督脈系)。ところが睡...
otua872020年1月24日くしゃみなどの生理現象を利用して気の感覚をつかむ野口整体では活元運動という健康法を奨励しています。活元運動というのは簡単に言うと、体をコントロールする意識を捨てて動きに身を任せるという野口整体の健康法です。くしゃみも体の勢いが動きを生むという意味で活元運動の一種とも言えます。ただ活元運動の場合、かなり激しく動くので、やれ...
otua872020年1月22日気の流れる方向を知る方法ここのところ野口整体の頭部や腹部の調律点について、片山洋次郎氏の身体観察法の立場からレビューを書いてきました。 一般的な療術では、基本的にはあるポイントを触った効果は、触っている部分の触覚の変化や、見た目の形の変化からしか図ることができません。...
otua872020年1月20日野口整体腹部第4の気的反応野口整体腹部シリーズ最終です。 場所は左肋骨弓に沿って、剣状突起と側腹の中央で、腹直筋にぶつかったところとあります。肋骨の内側にあるという見解もあり、肋骨の中に向かって押圧する場合もあります。 感情と関係があり、情緒の状態を表す。ヒステリー玉と表現されることもあります。...
otua872020年1月19日野口整体腹部第5(痢症活点)の気的反応今度は野口整体腹部第5の気的レビューです。 もう一度お断りしておきますが、私は野口整体系の整体を学んだことはありますが、それは短い期間であり、知識としては基本的なことしか知りません。 腹部第5の場所のポイントの場所に関しても、一般の書店で手に入れることのできる知識によるもの...
otua872020年1月17日野口整体腹部第三(下丹田)の気的反応今度は腹部第三についての気的レビューです。 野口整体における腹部第三は恥骨から指3本上あたりです。 吸う息でも吐く息でも力が充実しているのが良い、触って温かいのがよく、婦人科系の疾患がある人は冷たく感じられるようです。 腹部第三のポイントに当たると、反射的にンーッという声と...
otua872020年1月17日野口整体腹部第二(中丹田)の気的反応続いて野口整体の腹部第二の反応をモニターします。 胃腸の動きをよくするポイントです。 吸う息で力が入り、吐く息で抜けるのが良い状態とされています。 この入る~抜けるのめりはりがはっきりしているほど、身体のバランスをとる力がある良い状態です。...
otua872020年1月16日野口整体の腹部第一(上丹田)の気的反応野口整体の腹部第一とはみぞおちの部分です。 息を吸っても吐いてもゆるんでいる状態(虚)が良いとされています。 頭の緊張と連動する、と言われています。 また、どのような病気・症状の時にもここに反応し、硬直すると言われるくらい重要なポイントです。...
otua872020年1月16日イメージ(図)を使ったセルフ整体片山洋次郎氏の「共鳴を活用した愉気法」は施術者自身の生命感覚(暖かい、寒い、痛い、気持ちいいなど身体の内側で感じる感覚、および身体の外側まで広がる感覚も含む)をモニターすることにより、受け手の方の身体の生命感覚を共鳴的に直接感じる、という手法です。...
otua872020年1月5日野口整体の精緻な身体観察野口整体の身体の観察は非常に細かいです。 初めて野口整体に触れた人は、その精緻さに「すごい」と感心すると思います。 腎臓に関係ある胸椎の10番の捻じれが胸椎の5番に伝わり云々、という具合です。 本当はもっとややこしいのです。...