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このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​身体間の共鳴を利用した整体ブログ

仙台の整体・仙台駅歩7分

  • 執筆者の写真otua87

イメージ(図)を使ったセルフ整体

更新日:2020年1月20日

片山洋次郎氏の「共鳴を活用した愉気法」は施術者自身の生命感覚(暖かい、寒い、痛い、気持ちいいなど身体の内側で感じる感覚、および身体の外側まで広がる感覚も含む)をモニターすることにより、受け手の方の身体の生命感覚を共鳴的に直接感じる、という手法です。

片山さんのところで学び始めてから数年したころに、他者に意識を向けるのではなく、頭蓋骨の模型や、骨格図などに意識を向けたり、触ったりしても、自分の身体に気の反応が起こることに気づきました。初めて気づいたときには、驚いたと共にイメージをみても他者をみても自分の身体に反応するなら、自分に起こっている反応はただ他者を鏡にして自分の状態を見ているだけなのではないか?と疑問に思いました。

どのような分野でも、全てのものは自己投影、自分の濁ったフィルターを通したものでしかない、という面はあるのは確かです。

特に片山氏の「共鳴を活用した愉気法」では施術者自身の身体感覚をモニターにするので尚更です。

ただ、曲がりなりにも整体を始めてから20年ほどたち、もちろん自分の投影の部分もあるのですが、診る人によってそれぞれ全く違う反応が起こるという事実から、初期のころのそういった疑問は今となってはありません。


さて、長い前置きになったのですが、イメージを使って反応を見る利点です。

それは自分では空間的にイメージしにくい場所にアクセスできる、ということです。

頭蓋骨の模型などを使うと、目の奥の部分や直接見えない部分を意識するだけで、その部分がどのような反応を引き起こすのか、確かめることができます。今はネットなどでも3Dの人体解剖図が見れますので、臓器から、筋肉まで、どのようなものにでもアクセスするために利用できます。頭蓋骨の縫合部分など直接触ってもわかりにくいところでも見るだけで反応してくれるので非常に便利です。

もちろん、自分の内側の感覚をモニターする経験の浅い人にとっては、最初から手に取るように即座に感じる人はほとんどいないと思います。ただご自身で実際に色々試してみてください。気のせいかな、と思えるような反応も、意味のないものはありません。色々試していると、ある部分に意識を向けると必ず同じ反応が自分の内側に起こる、ということがわかってきます。


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