このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​(身体間の共鳴を利用した整体ブログ)

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整体からみる季節の身体(穀雨4/19~)

24節気における穀雨は西洋占星術のおうし座と始まりは同一です。 整体的な季節の変化をどのように判定しているのかを一度も書いていなかったので今回書こうと思います。基本的には、自分自身の体の反応を観察してそれを基準としていますが、もちろんそれに加えて他の人も同様に変化しているかを、実際の観察を通して判断しています。 基本的には24節気の移り変わりと、実際の身体の変化はかなり一致しているのですが、自分の体に調子が悪いところがあったりすると判断が難しくなってしまいます。 今回の穀雨・おうし座のはじまりの変わり目は、私にとって非常にわかりづらく、またコロナウィルスの影響もあり、ぐんと人を観る機会が減っているのでさらに判断しづらい状況になってしまいました。 また、この季節の身体観察は二月初めの立春ころから始めましたが、立春~春分までの内から外に強く発散する気の流れが落ち着き、今は反応を取りにくい、という面もあるように思われます。さらに私自身の腸の調子が今一であったことも判断しがたい状況をつくっていました。しかし腸が敏感に反応するのは季節の反応と一致はしているのですが・・ 私自身は片山洋次郎氏に整体を学び、片山氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法が技術の核になっています。季節の身体の変化についての考え方は野口整体にもあります。片山氏は野口整体の季節のとらえ方を参考にしつつも、自身の観察を踏まえて独自の整体から見る季節の身体の変化を一冊の本(整体かれんだー)にまとめています。 しかし片山氏に学んだ私が片山さんの考え方をただ紹介しているだけ、というわけではありません。 野口整体や片山氏の観方

臨時休業のご案内

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、宮城県からの休業要請に伴い4/25(土)~5/6(水)まで臨時休業といたします。 よろしくお願いします。

整体から見る季節の身体4/16

前回、清明(4/4)から穀雨(4/19)の季節の身体の概略で示した通り、4/16日は左親指平側 の内寄り、左小指甲側外寄りに過敏ポイントが移動しました。 左耳前と右中央寄りの顎 左外くるぶし上右内くるぶし上が直接のポイントです。 連動して平行面の背中側が反応するので 左後頭骨隆起中央と右乳様突起 左内くるぶし下(野口整体でいう内踝)と右外くるぶし下(野口整体の外踝) こちらに違和感が出る場合もあります。 特にこの時期になっても冷える、というひとは「左外くるぶし上右内くるぶし上」 近辺が同ラインで硬くなっている場合が多く、腰仙関節左が張り、腰痛になる、というパターンが見受けられます。 何度か書いたように過敏ポイントが親指ラインに来ている時は身体を変化させるチャンスであり、症状が出やすい時期でもあります。 ご自身でケアする一番簡単な方法は左足小指を前に倒し、同時親指を反らすストレッチがお勧めです。思いっきりやって30秒くらいかけてゆーっくり戻す。 右は反対で小指を反らし、親指を前に倒します。 お風呂に入る前に一回やっておくと良いです。

野口整体の脊椎行気をためしてみた

野口整体の創始者、野口晴哉は、自身の健康法として「脊椎行気」という呼吸法のみをやっていたそうです。 やりかたとしてはシンプルで「頭頂部もしくは後頭部から背骨で息を吸うつもりで息を腰まで導く」というものです。 方向は上(頭)から下(腰)で逆ではありません。吐くときは意識しなくてよい。 息とシンクロさせて意識的に気を導く、という方法を私の場合は普段していないのでこのやり方では、うまく気の流れを作ることができません。 野口整体における愉気や操法は全般的に集中して気を集めるものが多い、というのが特徴です。 私の先生である片山洋次郎氏は全く逆で、気を発散させる=「ゆるめる」ことを呼び水にして、自然に気が集中し動き出す状態をつくる、というのが特徴であると、私は考えています。 頭頂部から積極的に息を吸う、ということは私にとっては難易度が高い感じがします。 何故そのように感じるのかというと、例えば頭頂部を意識して、「頭頂部が開く」という風にイメージすると自然に頭頂部が涼しくなり、体表全体から気の発散が促され、気が下降する、という風に自然になります。何度か気の流れの基本パターンとして書いていますが、発散しきると自然に気は集中するフェーズに移ります。 今度は会陰、恥骨あたりがポッと温かくなり「下から上」に気が体の中心を上がる流れが起こります。 このように頭頂部を意識・またはゆるめることにより起こる「自然な反応」は、体表側が発散する気であり、降りる気で、体の中心側が下から上に上がる気です。 ただし、この場合、下から上に上がる気は脊椎の中を流れている、という実感ではなく、もっとお腹側に流れているように

清明から穀雨の身体

清明(4月4日)から穀雨(4月19日)の整体からみる身体状況です。 清明が眉付近、前頭骨と鼻骨のつなぎ目あたりに位置し、穀雨=西洋占星術でいうおうし座の始まりで首と顎のつなぎ目に至ります。 主に顔が反応の中心になる、ということです。 清明で春分から続いた右優位の反応が左に移りました。 この右から左に移る瞬間というのは反応的にはなかなかわかりづらく、はっきりしない、という実感があります。それまで右寄りの骨そのものに強い反応が出ていたものが、ふっと、はっきりした左右差がわかりづらくなっている、という反応の出方をします。 ですので、この日にはっきり左に移ったというのが明確ではなくブログでの記述も遅れるという結果になってしまいました。 右反応が優位の15日間にうまく右こめかみや肩甲骨・骨盤もしくは背中側中央の右側のこわばりが取れていないと、清明を過ぎても、気を頭から降ろしても右に詰まりが残ってしまいます。これはうまくこの15日間を経過できなかった、ということです。 私も若干右のこめかみに詰まりが残っていたため、左側の反応が弱く、対応する左足の甲の中指の薬指側の指の間の過敏点を見つけて、気の流れを良くしてあげたら、はっきりと左頭部から気が発散し下に流れるようになりました。ちょうど左の肩~首(肩甲挙筋)に違和感が23日前から出ていたので、身体的にはしっかり左に敏感なラインは移っていたはずです。 私と同じように頭から降りた気が引っ掛かり、症状として左の首、肩に出るパターンが多くみられるでしょう。 顔・頭が敏感な時季は手足の反応は特に指や甲と言った末端に強く出ます。 人によっては甲側ではなく掌

春になると調子が悪くなる人の特徴

春先に必ず調子が悪くなり、だるい、疲れる、頭が重い、という症状を訴える方がかなりの数いらっしゃいます。 春に出る症状で一番わかりやすいのは花粉症ですが、春にだるい、頭が重いという方々の身体の特徴としては、前頭骨と頭頂骨のつなぎ目(野口整体で言う頭部第二)がゆるみ過ぎ、前頭骨が下に落ちている状態の場合が多いのです。 前頭骨が下に落ちていると眉のあたりを下から上に引っ張ってみた時に抵抗感が強いことからもはっきりわかります。前頭骨が下に落ちたので頭部第二の部分の隙間が広がっている、とも言えます。 身体は中心(胸の真ん中)を起点としてシーソーのように連動して動く、という法則を何度か述べてきました。前頭部が落ちているということは連動して恥骨も胸の中心側寄りに引っ張られているということです。触った感じだと恥骨を地面側に押すと抵抗感が強く感じます。そして頭部第二がゆるんでいるのと呼応して坐骨あたりも力が抜けた状態です。これも中心からの等距離連動の法則通りです。 骨盤の傾きで説明するとこの状態は骨盤が後屈した状態になっています。 からだとしてはお休みの脱力状態で力が入らないので、動くとだるい、疲れるという風に感じます。 本来春分の辺りは、ちょうど頭部第二第三あたりがゆるむ時期であり、頭部第二の隙間が開いているのは悪くないのですが、頭部第二から発散した気が体の表面を下に降りた時に、目の周辺でその流れをせき止めてしまうために、頭の重さを感じる状態になってしまっているのです。前頭骨と繋がっている目周辺のこわばり、重さを捉えて、うまくゆるむようにしてあげると、前頭骨の位置が正常化し頭部第二の過剰なゆる

整体でみる季節の身体4/1

4/1の身体状況です。 3/1日の身体でご説明したパターンと左右ラインでは同じになりました。 先にこちらに目を通していただくと下の説明がわかりやすいと思います。 掌側からみて右親指の内寄りと左小指の外寄り 甲側からみると右小指の外寄りと左親指の内寄りです。 ほぼ1か月に一度は左右を基準にしてみると同じパターンが巡ってきます。 前後は3/1日と逆ですが、高さにおいてはほぼ同じで、眉毛のある位置あたりの反応が起点となっています。 では何が違うかというと、春分以降の4/1日は体の前側、手でいうと甲側が主導する、というところです。甲側は身体前面を降りる気、発散する気を促します。 発散しきって、集中に転ずる、というのが春~秋分までの基本的な動きです。 まず、今の季節の敏感点の右こめかみ付近と呼応する左目頭から気が発散する 右こめかみ~右大胸筋の停止~肝臓~右股関節外~右脚外~足小指外寄り 左目頭~左大胸筋の起始~胃(鳩尾左)~恥骨中央左寄り~左足内~足親指内寄り この流れが理想的な今の気の流れです。 しかし多くの場合この頭から降りる気はスムーズに流れず、首と頭蓋骨・首と胸椎・胸椎と腰椎・腰椎と仙椎と言った「つなぎ目」のところで詰まりがちです。 首と頭蓋骨の間で詰まれば、のぼせ・頭痛 首と胸の間は呼吸器(風邪、咳) 胸椎と腰椎の間は消化器系 腰椎と仙椎の間は腰痛や生理痛 などとしてあらわれます。 今は特に頭から降りた気が頸椎67番で詰まりやすく、ここが詰まると自律神経のバランスが崩れやすくなります。また咳、風邪などの症状として表れやすくなります。また親指ラインに反応ラインがあるときには、気