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このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​身体間の共鳴を利用した整体ブログ

仙台の整体・仙台駅歩7分

  • 執筆者の写真otua87

整体で見る季節の身体3/19

少し遅れましたが3/15日あたりに敏感なラインが左親指の人差し指寄りに反応が移りました。背中でいうと左の一側にあたります。

そして3/18にはもう左親指の一番内寄りに移動。背中では棘突起真上左寄りに反応が移動しています。

野口整体でいう頭部第三が敏感になり、頭部全体から気が発散する勢いが一年で一番強くなります。頭部第三は会陰と合わせて体の中心を流れる気の出入り口とされています。気の体感としては頭部第三からうまく気が発散すると、頭の表面全体が涼しくなり、それに伴い体表全部にシップを張ったように涼しい風に包まれるように感じられます。

しかし頭頂から会陰の間のどこで詰まりがあっても、頭頂から気が発散せずに強くこもってしまいます。今一番敏感に反応する椎骨がその人が本来持つウィークポイントです。


ある程度練習しなければ、気の反応を即座に感じることは難しいのですが、画像のポイントが今の敏感に反応するポイントです。

+印の場所は

親指の爪の際

親指第一関節の筋の際

親指第二関節の筋の際

です。

少しやりにくいのですが以前の記事でのさわり方でもよいです。


このポイントを画像のように触ることで頭頂(百会)から会陰のラインの気の流れが強くなります。この手の形を作ったまま、身体の正中線を上から下に、頭頂~顔~首~胸~お腹~生殖器まで軽く触れながら、身体の内側に起こる反応を感じてください。この手の形を作った状態自体が身体中心の流れを感じやすくしてくれます。

身体の内側に疼く感じや、詰まった感じを感じるところがあれば、そこが自身の持つ一番のウィークポイントです。このポイントを見つけたら、手の形はそのままで、微妙に・位置・角度を変化させて内側で感じる感覚が最大になるようにしてください。

このまま全身の内側の感覚を感じるようにすると、頭頂から気が発散して体の表面を上から下に流れる流れが強くなり全身が涼しくなります。呼応して会陰側にエネルギーが集中して下から上に身体の中心を流れる任脈の気の流れが動く、というのが理想です。

補助として

1残りの右手で頭頂付近でゴツっと当たるところ、敏感に反応するところを探して触ってあげる

2見つけたポイントの真裏、背中側を同時に触る

このようにすると、さらにスピーディーに反応が進みます。


頭頂部から気が発散するからだになると、格段に全身からの気の発散が強く感じられるようになります。私も片山氏に整体を学び、頭頂部、頭から気が発散する感覚が感じられるようになってようやく、気の実感が強く、即時に感じられるようになりました。

頭頂部からの発散は、「心」から見れば、「感動すること」です。雄大な風景を目にして感動する。音楽、絵画などで感動して「身震いする」感覚と頭頂からの発散の感覚は同じものです。そういう意味では頭頂からの発散は特別なものではなく、日常感じている実感の延長線上にあるものです。





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