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このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​身体間の共鳴を利用した整体ブログ

仙台の整体・仙台駅歩7分

執筆者の写真otua87

野口整体頭部第3についての雑感

頭部第三は頭頂部に位置し、つぼでは百会と言われています。

野口整体でのこのポイントの意味は、興奮すると出っ張る・尖る。力が無いと凹む。

心臓の急所であり、肛門と連動している。

心臓が弱い・痔の場合は凹み・穴が広がって感じられる


このように言われています。



身体の基本法則として、身体の中心から等距離の部分は連動して動きます。

頭と骨盤で言うと連動関係にある部分が釣り合いが取れていれば、バランスがとれ意思(頭)と行為(骨盤)に矛盾がない状態と言えます。頭が興奮しているのに体が付いていかない、という状態は頭+骨盤-という風に体に現れます。

身体の中心を胸椎5番・壇中として、頭頂(頭部第3)と会陰が末端にあるシーソーのような関係があり、この頭頂から会陰までが繋がって途中で引っ掛からずに気の流れがスムーズであれば、健康である、と考えています。

恥骨中心を1

生殖器を2

会陰を3

肛門を4

尾てい骨を5

とすると

眉間を1

生え際2

頭頂を3

ラムダ縫合5

これは壇中を中心として連動しあうポイントです。

※この分類は私独自のもので野口整体のものではありません。※

恥骨から下の地面を向いている部分は骨盤底部です。

眉間(眉毛のライン)からラムダ縫合は天に向いている部分で頭頂部と分類しています。

いわゆる腰の入った状態になると骨盤底部の真下を向いているポイントは会陰から生殖器~恥骨側に行き、骨盤が後屈した状態になると会陰から肛門~尾てい骨と後ろ側に行きます。

このように私の場合は体の中心ラインの力点の移動として捉えています。

痔に関してはサンプルが少なすぎて、確証はありませんが重心の左右ずれが大きくて後ろ4・5側にずれた時になりやすいのではないかと思っています。

言い換えれば骨盤に左右差があり、後屈している状態ということです。

野口整体では痔の場合は凹む、とのことですが、凹んでいれば力が入りにくいので、痔になるという理屈に関しては?で判断保留したいです。


尖っているとテンションが高いというのは片山さんもよく言っていました。

昔はよくワークショップで私の頭部第三が尖っていると言われたものです(笑)


身体の中心を流れる気の大本の上の蓋(百会)と下の蓋(会陰)なのでここのエネルギーが強いとテンション高いのは当たり前ですね。

勢いがあるのは悪いことでないですが、抜けが悪いと自分自身のエネルギーで自分を痛めてしまう場合が多くなかなかコントロールが難しいです。


実はこの頭頂が尖っていて過敏な反応をする、という人はそんなにたくさんいるわけではありません。頭頂よりも眉間1の側が過敏になっている人の方が圧倒的に多いです。それだけ意識が前のめりで、お腹の力が抜ければ不安感、うつという身体状況の方が多いとも言えます。










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