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このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​身体間の共鳴を利用した整体ブログ

仙台の整体・仙台駅歩7分

執筆者の写真otua87

整体から見る季節の身体5/3日

前回4月19日に穀雨・おうし座に入り、身体右の反応が優位になり、首からの発散を起点として腰が変動することをご紹介しました。ほぼ24節気に対応して移動する左右の敏感ラインの移動を見失ったことを前回書きましたが、触る手の左右表裏全て試すことにより、今までと同じパターンで変化していることが確認できました。

これまでも右手で観察して反応したものが、左手で触ると反応しないことが整体の現場の観察でも見受けられたのですが、これだけ明確に触る手の左右表裏で反応が感じられなくなったのは初めてでした。

またさまざまな療法の理論としても、

右手の平が+のエネルギー、左が-

右の甲が-、左甲が+などと言ったり、

野口整体では右が放出で左は感受と言ったり、受け手の右側に位置することで術者がコントロールする側にまわる、などと言われたりもします。

触る場所の気の状態と触る手のパターンの組み合わせで反応が変化することは間違いないのですが、術者、受け手ともに常に状態は変化するのでなぜ今回このように急に変化したかははっきりしません。


今回結果としては右背側の反応は左手の甲で触らないと反応せず、左背は右の平側、右腹側は右の甲側、左腹は左手の平側で触ることにより反応が起こる、ということに気が付きました。

敏感なラインとしては今までご紹介した通り、5/3日現在、右平親指内側→左平小指外 左甲親指→右甲小指というパターンになっています。

穀雨の最終盤で、おうし座の中間点に近づいています。

占星術ではサビアン占星術という考え方があります。サビアン占星術は一つの星座をさらに30分割し12×30=360度と捉える見方です。サビアン占星術では各星座の中間点15度の意味として、その星座の力の頂点であり、その力を外界に押し出していく性質が最大化するとしています。

整体的に見ても右半身は集中しやすく、発散しやすい性質があり、また、右優位の最終盤は右の親指側、つまり背中の中心側に力が集まりやすくなっている状態です。中心に力が集まっているほど、気の流れは強くなります。このように体の変化とサビアンの捉え方は一致するところがあります。


出やすい症状としては4/19からは、右首肩と、右腰にポイントが移ったので、へそまわりの臓器、小腸・大腸に変動が出やすいという特徴が見られます。実際右の腰が痛くなった方も散見しましたが、季節の変動だとすると穀雨から立夏5/5日に移ると症状は落ち着くでしょう。


まだまだコロナ禍で当院も臨時休業の状態です。外出もはばかられ、家にいる時間も長くなっていることですし、ご自身の体と向き合う機会としていただけると幸いです。






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