このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​身体間の共鳴を利用した整体ブログ

仙台の整体・仙台駅歩7分

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ポイントの捉え方(まとめ)

最終更新: 2019年9月14日

一度ホームページに書いたことと合わせてのまとめを掲載します。


1身体の内側の響きを感じながらポイントを触る

2身体の内側から外側を見る(自己意識の境界を広げる)

3身体の部分と同時に全体を観る

4触ったポイントを捉える角度を決める(身体の内側の反応が最も大きくなるように)

5陰陽を捉えて同時に触る


1~3は慣れてくればポイントに触ったと同時に起こるようになります。

最初は反応が感じられるまで時間がかかる場合がほとんどです。

2と3のコツがつかめなくても触るポイントは気の流れが強い反応しやすいところなので、触ってリラックスして内側の響きを感じること自体で気の反応がだんだん強く、素早く感じられるようになってきます。



以下はホームページに掲載したまとめです。


気の体感のエクササイズ


ここで試してみてください。 今体のどこかに違和感があるところがありますか。 もしあるならばその違和感の発生している中心点を意識だけで探してください。

普段は思いのほかぼんやりとしか違和感の発生箇所を意識していないというのがわかるでしょう。できればイメージで矢印(→)を想像して、痛みの発生箇所をサーチしてみてください。そうすると先ほどと痛み・違和感の感じ方が違うのを感じられるかもしれません。

次は痛みに対して矢印を上から下から右から左からといろいろな方向から向けてみてください。 ある方向から向けたときだけ痛み・違和感が強く感じたり、固まっていた痛みがじんわり広がっていったりします。反応が強く出る角度を見つけたら、矢印を違和感に対して近づけたり遠ざけたり、痛みを起点にして矢印を遠くの方まで伸ばしたりしてみてください。うまくいけば体の表面がスーッとして痛みが発散していくのを感じます。特に目のかゆみや鼻や喉の奥が痛い時にこの方法を試してみると誰でもはっきりと変化を実感できると思います。 このエクササイズは意識の向け方(角度や焦点)を変化させるだけで身体感覚は変化するということを実感してもらうためのものです。 そして上記のエクササイズをしていただくとわかりますが、気は決して意思で無理に動かしたり、飛ばしたりできるものではありません。気には気の行きたい方向があります。その方向性に沿って目を向けたときにだけ気は答えてくれるのです。



全体的に観る

気を通すというと一般的なイメージで「強力な集中力が必要なのではないか」と思っていた方は、先の章のエクササイズを読んで意外に思われたかもしれません。

気を通すには特に気張る必要はありません。がんばって集中しようと思う方がかえって気の流れを阻害するだけです。目的は自身が元々持っている内側の勢いの行きたい方向を知りたいだけなのですから。余計なものを「足す」ことではないのです。

人は意識の焦点を集中させることは得意です。「私は集中力が無い」という人も何かを見ようとするときには必ず何かに焦点を当てています。視野全体に均等に注意を向けて見ているという時はほとんどありません。何か興味がひきつけられるものがあれば自然に目が行ってしまいます。別の言い方をすると、何か興味を惹きつけられるもの以外は無視してしまいます。人は集中力が無いのではなく、意識を向けたものから一歩距離を置いて見たり、部分ではなく全体を見通す視点を持つほうが余程苦手です。 部分に注意を向けつつ全体に気づいているような意識を保てば部分に固定化されてしまった気が全体との繋がりを取り戻し身体はバランスの取れた状態になります。


全体的に観るエクササイズ

楽な姿勢で両手を胸の前で向かい合わせます。(両手はくっつけないで5~10cm離す) ①両方の掌で呼吸するようにイメージします。

 イメージするのが苦手な方は吐くときに手のひらを緩めることを意識してください。

 その時に感じる手の感覚に意識を向けてください。 ②両手の平の間が自然に広がったり縮んだり(感覚的には膨らんだり縮んだり)するようになる。

③手の平と同時に手の甲の側でも呼吸するようにイメージする。 ④その(手の呼吸の)感覚を全身の皮膚に広げて、全身の皮膚で呼吸するようにイメージする。 ⑤もしくは手のひらの感覚に注意を向けながら全身に注意を広げて体に起こる感覚の変化を観察する。

最初は手の平で呼吸をするイメージを使うと良いのですが慣れてくると手の平や指からすっーと発散する感じがだんだんわかってきます。そのように感じられるようになったら実際の呼吸と手の平の呼吸を連動させる必要はありません。この状態になると気と意識の連動はしっかりとできています。ただ手の平から発散する感じを感じるだけでよいです。この状態でさらに全身に意識を向けるだけで全身の皮膚から気が発散する感じになります。

​さらに慣れてくると手のひらの呼吸を意識しただけで気を感じるモードに一瞬で入るので全身の気の流れが同時に感じられるようになります。


歪む力を利用してバランスを取る(陰陽を捉えて同時に触る)

意識を集中させると気は集まります。逆に言うと気の集まっているところに意識は強制的に集中させられもします。

蚊にかまれると痒い。意識すればするほど痒くてしょうがない。痛みはそれに注意を向けるほどに痛みを増します。気がある所に集まりすぎると、それと対になって気が不足する=盲点のように意識が集まらない場所が必ず発生します。


陰陽を捉えて同時に触る

今度は違和感の発生している点に意識を向けつつ、その痛みの発生している点と平行ラインで体を輪切りにして、意識の焦点を回転させてみてください。この時に痛みではないがある種の感覚が発生するポイントがあります。これが痛みの発生源と対になる反対の力のポイントです。

できれば痛みの発生源と今見つけたもう一方の対になるポイントを両方意識してください。うまくいけば痛みのあったところは表面が涼しくなり、もう一方のところは温かくなる、もしくは今まで意識が向けられなかった盲点のポイントの筋肉が動き始めるので呼吸が大きくなります。場合によっては盲点のポイントに気が集まるまで時間がかかるので呼吸が一時的に止まる場合があります。

表面が涼しくなるのは過剰なエネルギーが体表から発散する時の特徴です。感覚としては冷シップを貼ったときのような感じです。対になる場所が温かくなるのは、今まで気が流れていなかったところに、痛みの発生箇所に滞っていた過剰エネルギーが回収されたからです。気が流れないと筋肉の状態としては力が無いのですが気が流れ出すと息を吸った時に弾力を取り戻します。そして今まで呼吸時にアンバランスに収縮、弛緩していた呼吸筋群が均等に動き出すので呼吸は自然に深くなります。

人間の気=生命力は陰(-)と陽(+)が向かい合うように注意を向けると中和するように動く、という性質を実感していただけたでしょうか。

このようなエクササイズを続けていくと、意識と身体感覚の連動が即座に起きるようになります。これは何も特別な能力ではなく、スポーツマンが自分の筋肉の動きに対して鋭敏であることとなんら違いはありません。 そしてこの方法は外側からの刺激や力で体を変化させるのでなく、自分自身の中にある気の流れそのものの勢いに従うことにより、自分の体力を無駄なく最大限に活用する方法です。

注意することは、最初に意識の焦点を合わせて気の流れが動き出してからは、意識の焦点をとどめることよりも、動き出した気の流れを感じることに重点を置くことです。意識の緊張度の強い人は自分の意思で無理に体のエネルギーをコントロールしようとする傾向があります。注意の焦点の強さのために気が集まりすぎて逆に気の流れを阻害する場合があるのです。気を自分の意思で動かそうとするのではなく、意識を向けることを呼び水にして、気の自然な流れを促すことが秘訣です。

意識のみで違和感がある場所を特定するのは難しいと感じる人は掌で試してみてください。あくまで意識は触る掌ではなく触られる体の違和感の変化に向けてください。掌の真ん中辺りで体を触ると体の内側の感覚がより敏感に感じられます。違和感が強く感じられる場所が見つかったら指で触ってください。指を当てる角度も色々変えてみてください。角度が違うだけで体の内側の感覚が変化するのが感じられるでしょうか。感覚が変化するということは気の流れが変化しているということです。そして反応が強くなるように触る角度が定まったら、もう一方の掌で違和感の発生している点と平行ラインの場所で感覚が敏感なポイントを探してください。この対極のポイントは最初見つけるのは難しいかもしれません。手の感覚としては手が吸い寄せられる、ひっかかる感覚があるところです。


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