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otua87
気=体の勢いを邪魔しない
「健康とはエネルギー集散の調和した状態であり、自発的にいつもその調和状態を保っていることなのであるから、人間が生きている限り平衡要求は生じ、その現象として人間は動いているのである。」
これは野口晴哉氏の著作の言葉です。
野口晴哉氏が常々主張していたのは、痛みに対するネガティブな価値判断を転換し、肯定的に観る。ということです。痛みに対する感情自体が意識を過剰に痛みに集中させることになる。意識の集中=気が集まることなので痛みそのものを継続させてしまう。痛みを体がバランスを取ろうとする経過の現れとして捉え、そのエネルギーを利用しましょう、というのが整体の基本姿勢です。
野口氏が言うように痛みを悪者と思わず、視野を拡大し身体全体の中で偏りなく痛みを観ることができれば痛みのエネルギーは自己治癒的に動きます。
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