このブログでは片山洋次郎氏の提唱する身体間の共鳴を利用した愉気法についてと、私がそこから得た知見に基づいて野口整体を気的に再検証することをテーマにしています。

​身体間の共鳴を利用した整体ブログ

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『呼吸をふわっと整える』片山洋次郎が刊行されました

最終更新: 1月27日

『呼吸をふわっと整える』片山洋次郎が10/16日刊行されました。

仕事終わりに早速購入しざっと目を通して読み、もう一度しっかり読み込みました。

予想通り「骨盤からきく」から現在まで続く、幅広い方に向けられた実用本の流れではなく、初期の著作に通じる細かな身体観察で、呼吸の間、吐ききる=ゆるみきること=「無」の意義が詳細に述べられています。

片山氏自身の整体の実践から見えてきた、呼吸と意識の関係の哲学的な考察とも言える内容になっているので読む人を選ぶかもしれません。

本書の主要なテーマである「呼吸の間」については別の所で触れますが、今回片山さんが事細かに自身の整体における間の取り方と観察ポイントを述べられているのを読み、非常に参考になるとともに、改めて自分との違いもはっきり分かりました。

何が一番違うのかというと片山さんは受け手との間合いに、非常に敏感、というか繊細であるということが一つ。

片山氏も私も受け手との身体の共鳴において起こった、自身のうちに生じる感覚を観察しながら施術をする、という点は共通しています。

片山氏は「共鳴反応が強くなってくると相手との間合いが近くなりすぎて、手に力が入って反応が阻害されるので、手の力を抜く」ということを述べています。しかし私にはこの間合いが全く分からないのです。私の場合、受け手の方に触れると同時にガツンと自分の体に反応が起きて、一度反応が起きてしまえば、手に力が入ろうがあまり反応自体に変化を感じないのです。私には間合いは理解できないのですが、「角度と方向性」は常に意識しています。私の場合はモードをオン、オフにするような意識で、「外に対して感覚をオープンにする」と意図すればオンになるというような感覚なので、受け手の方に触ればオンになるのです。

この違いはなんなのか、と考えたのですが、たぶん片山さんは私より触覚を活用していることが一つ。片山さんは施術の最初に相手に触らないで距離を取り相手との「気を合わせる」のですがこの時も、実際には触っていないのですが、気の触覚ともいえる拡張された触覚で間合いを取っているのだと思います。

対して私はほとんどといっていいほど触覚を活用していません。受け手の方に触る指は意識を向けるための指示棒のようなものという感覚なのです。

何故片山さんに学んだのにこのようなやり方になったのかというと、それは片山さんに「手の感覚ではなく体の内側の響きを感じなさい」と言われたからです。それは片山さんがいろいろな著作で言われていることでもあります。確かに手の感覚に意識を向けすぎると身体の内側の響きを感じるのがおろそかになるのです。ならいっそのこと手の感覚は無視してもよいのではないかと私はある時割り切りました。そのほうが身体の内側の響きは強く感じられるようになったのでこれでいいのだと。

もう一つ片山さんが受け手との間合いに繊細な理由は、片山さん自身が人との間合いのセンサーとも言える壇中(胸椎5番)がものすごく敏感であることだと思います。

片山さんの人やものとの間合いの敏感さ故に氏の著作が生まれたともいえるのでしょう。

対して私の壇中は決して敏感ではない(笑)


長くなるので続きは次にします。




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