otua87

2020年3月7日

季節のからだ・1サイクル

3/7日、前回の変化からまた変動して人差し指の中指側に敏感なポイントが移りました。

ここのところご紹介しているポイントの移動は、指を基準にした一番細かい区割りです。

一度この季節の1サイクルの変化のまとめをこちらでご説明します。

この1サイクルは春分(3/20頃)を起点として12分割したもので、西洋占星術の区割りと全く同じです。

1サイクルはほぼ30日で半分の16日目で右から左へと敏感なポイントが移ります。

半分の15日間をさらに5分割して3日ずつ、図のように1中指内・2人差し指外・3人差し指内・4親指外・5親指内という風に動いていきます。

5親指内まで来ると次に左右は反転して同じように1~5へと移動します。

特に5親指内に反応点があるときには、強い痛みとして現れる場合が多いのですが、身体が大きく変化するチャンスでもあります。というのは、左右に力が逃げることなく中央に集まると、気の流れはその人の持つ最大値を発揮するのです。筋肉の動きで説明すると、息を吸った時に均等に吸気を促す筋肉が伸縮し、深く息が入るということです。ただ、身体=気の勢いが通常より強くなるために熱、風邪、痛みという症状として現れる場合もあるのです。

もともと持っている歪みが強い人の場合、季節の変化にあまり関係なく同じパターンで反応が出ます。しかし自身の持っている歪みのパターンと同じ季節のパターンに一致した時には、強く症状として現れます。

うまくこの季節の変化を自身の癖を開放するきっかけとして利用する、というのが野口整体や片山洋次郎氏、もちろん私の基本姿勢でもあります。

占星術にはサビアンシンボルという各星座をさらに30分割した見方があります。

右から左にチェンジする16日目の意味として方向転換・殻が打ち破られるという性質があります。

15日目で星座が追及していったものが頂点になり力のピークを迎え、16日目で180度側にある反対の星座の影響が割り込んでくるのです。

これを整体的にみた今の体の変化と対応させると、うお座=後頭部の動きが身体全体に行き渡り、180度おとめ座=下腹部(恥骨・生殖器近辺)のエネルギーが入り込んでくるという風に読めます。うまく季節の変化に乗り後頭部のバランスが取れている場合は下腹部が活性化して下から上に身体の内側を流れる任脈系の気の流れが、経験上も強くなります。季節の気の流れ詳細図の12から1の間がうお座で6から7の間がおとめ座です。16度の位置はその中間うお座はラムダ縫合・おとめ座は恥骨あたりです。

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